2024/09/06(金)~サクラマスの産卵床作りなおしました~「企業等とのコラボレーションチャレンジ」
7月19日にサクラマスの産卵床を製作したと報告しましたが、7月下旬の2回の大雨に見舞われ、琴似発寒川は急激な増水により、水位が40センチ増え、砂利が流されるという、自然の脅威をしりました。
今後どの様に進めるかを話し合い、河川の専門家(技術士)からアドバイスをいただき、生徒達は、川底を10センチ掘削して砂利の層を厚くし、さらに下流側に大きな石を組んで、流れ止めを作ることにいました。
9月6日にまた、札幌建設管理部、北海道技術コンサルタントの方々の御協力をいただき、再び砂利を移動させました。
大きな石を川底から探し出し、流れの力をうまく受け流すように組み上げ、流れどめも完成させ、再び産卵床を完成させることが出来ました。
9月下旬に現地を再び訪れ、様子を確認したところ、尾ビレがいたんだ、サクラマスのメスが産卵場所にとどまっており、砂利が掘り返されて産卵床ができていることから、産卵を確認することができました。
今後、産みつけられたサクラマスの卵は、冬の間に稚魚に成長して、春に水中に浮上することを願っています。