2024/10/25(金)~サクラマス産卵してました~ 「札幌建設管理部、札幌市豊平川さけ科学館、北海道技術コンサルタントとの連携」
9月6日の掲載内容の続きですが、本日は製作したサクラマスの産卵床の確認にいきました。
近くから見ることは誰でも出来ますが、実際に石をよけて、卵を確認することは一般的には出来ません。そこで、札幌市豊平川サケ科学館に御協力をいただき、産卵後の卵の調査をしていただきました。
結果は、生徒達が工事した石の下から、発眼率も生育状況も大変良い卵がたくさん発見されました。
河川の人工的に作られた帯工(急な勾配を緩くし水の流れを弱め河床の安定を図るため、河床に落差を設ける横断工作物)の上流側に増水等にも対応出来る産卵床の製作と検証が出来たことは大きな成果と言えます。今後も製作方法等を研究し報告していきたいと思います。
本日もたくさんの方々(札幌建設管理部、札幌市豊平川さけ科学館、北海道技術コンサルタント)に御協力をいただき検証をすすめることが出来ました。
生徒達は ”自分達が作った場所にサクラマスが実際に産卵して、その卵が順調に育っていることに感動しました。4月からは、土木関係の会社に就職するので、資源環境を考えた技術者にないたいです。” ”一度は増水で流されてなくなってしまい、どうすれば良いかなやみましたが、増水にも対応出来る石の組方等を探究して成功させることがことが出来ました。色々と教えていただいた、北海道技術コンサルタントの技術士の方に感謝いたします。」と話していました。
また、今回の様子が、10月29日(火)午後6:40-「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」で放送されますので是非ごらん下さい。