DXハイスクールや地域・企業・大学等との連携活動を報告します!

2025/09/24(水)「建設DX」保護者現場見学会実施しました。「無人化施工」見学しました。

本校保護者の皆様が、北海道開発局札幌開発建設部様、札幌建設業協会様、(株)砂子組様の御協力で北村遊水池の現場見学を実施しました。

石狩川(北村周辺)が洪水時に想定される浸水面積は62,000haが予想されています。その内、51,000haが水田と畑です。北村遊水池の完成により、その被害が軽減され、我が国屈指の穀倉地帯である石狩川流域の米の生産を守ります。

また、大規模な工事現場であるため、無人化施工を実施しています。遠隔操縦型のバックホウを活用し、自動化、遠隔化に係る技術の開発・導入により、安全性及び施工の効率性の両面の向上を目指しています。

現場見学会実施により、保護者の皆様にも、インフラDX、建設DXを御理解いただきました。

 

   

 

2025/09/12(金)~建設DX現場見学会に行ってきました~

建築科1年生が北海道開発局様の御協力で建設DX現場見学会に参加しました。

見学場所は、 2024年から工事が進められている札幌第4合同庁舎で、札幌市内に点在する北海道農政事務所(本所)、白石庁舎及び北海道運輸局の2官署、3施設を集約した防災拠点としての活用が期待されるSRC造9階建ての建築物です。

生徒達は、 ”施工にはDXを活用して配筋検査やロボットによる鉄筋の結束などが用いられており、最新の施工技術について学ぶことができました” ”建築現場の規模の大きさに圧倒されました” ”ICTの活用により、現場の方々の負担が減っていることを知ることができました” と話していました。

  

2025/08/08(金) ~建設DX理解促進セミナーで発表しました!~

「北の専門高校ONE-TEAMプロジェクト」建設DX理解促進セミナーにおいて、土木科3年 野村さんが、「土木科で学んだテクノロジーで北海道の未来を創る」をテーマに意見発表を行いました。

今回のセミナーは、DX化が進む建設業に関する理解を深めるとともに、建設業の価値や魅力を発見するを目的に公立高校及び中学校の教諭等、建設業に興味・関心のある中学生・高校生の保護者等、高校との連携を希望する建設業界関係者等、各教育局のキャリアプランニングスーパーバイザーが参加し実施されました。

参加者から、”生徒が工業高校へ進学するときのアドバイスに生かすことができる内容だった。” ”建設業界でも業務の効率化や事務作業の簡素化を図るため、ICTを活用して、働き方改革を進めていることが分かった。” ” 進路を考える子どもたちにも直接届けられるよう、活動の範囲をさらに広げ、企業と子どもたちを結ぶ架け橋になってほしい。” との声が寄せられました。

 

   

2025/07/22(火)~室蘭工業大学にアカデミックインターンシップいきました~半導体についても学びました。

アカデミックインターンシップで、1~3年生の希望者が、室蘭工業大学へ行きました。

前半は三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社の御協力で工場見学を実施しました。地球に優しく高品質な特殊鋼造りついての説明と実際の製造工場を見学させていただきました。

後半は、ロボットアリーナで講義と、濱幸雄教授、髙瀬裕也教授、山中真也教授、川村幸裕准教授から、講義をいただきました。今年度本校はDXハイスクール(重点類型 プロフェッショナル型・半導体重点枠)に採択されているので、講義にDXや半導体に関わる内容をいれていただきました。

生徒からは、”今回のアカデミックインターンシップにおいて、一日中様々な外部の方に支えられつつも興味深い体験をさせて頂きました。大学で新たな発見をしたり、新しい学びに対する理解が深まりました。” ”今回アカデミックインターンシップを通して、私たちの未来を支えてくれている人達がどんな事をしているのかを知ることが出来ました。高校1年生の内にこのような貴重な体験をすることが出来てとても楽しかったです。” ”三菱製鋼室蘭特殊鋼株式会社の工場で目にした巨大な設備や、熱せられた鋼が加工される様子に圧倒され、ものづくりの迫力と緻密さを実感しました。また、ロボットアリーナでは、自律的に動くロボットの精巧な動きに驚かされ、工学技術の最先端に触れることができました。室蘭工業大学での体験学習や模擬講義では、普段の授業とは異なる視点から工学に触れ、大学での学びの深さや楽しさを知る貴重な機会となりました。実際に研究施設を見学したり、大学の先生や学生と交流したことで、将来進みたい道がより明確になったと感じています。今回の経験を通して、より高度な技術を学び、将来は社会に役立つエンジニアとして活躍したいという気持ちが強くなりました。” ”ロボットアリーナでは、いかにもロボットという見た目のものもあれば、介護医療用のリアルなアザラシの見た目をしているものもあり、様々な分野に役立たせられるのは凄いと思いました。模擬講義のコンクリートに関する話では鉄筋コンクリートの検査をするために500キロニュートンもの大きな力が必要で、それをするために500キロニュートンの力に試験室が耐えられるよう、床や壁が通常の10倍ほどの厚さになっているということに、何もかも規模が大きすぎて驚いたのと同時に安全のためにここまで手間をかけて試験をしてくださっている方々に感謝の気持ちを持ちました。二つ目の模擬講義では電子機器に使われているということぐらいしか知らなかった半導体についてその仕組みなど知らなかったことを沢山学べたので良い時間になりました。三つ目の講義では常識を疑えという自分の考え方と近い話が出てきて、とても共感できました。” と話していました。

 

  

  

2025/07/16(水)~建設DX現場見学会に行ってきました~

建築科2年生が一般財団法人札幌建設業協会様、建設産業専門団体北海道地区連合会様、株式会社田中組様の御協力で建設DX現場見学会に参加しました。午前は、㈱田中組の本社ビルで、施工概要や建設DXについての説明をしていただきました。その後、ドローンの実演やCGを用いた完成映像を見せていただき、最新のICTを用いた施工技術に触れることができました。午後は、躯体、型枠、鉄筋、左官の専門工事の技術指導をいただきました。専門の知識や技術、職業に関する理解を深めることができました。 

生徒達は、”人手不足解消の手段の一つとしてVR技術や3D測量などのAIを有効活用していることが理解できました” ”DXというのは簡単に、早く、安全を基本理念として活用されており、これからの建築に欠かすことのできない役割があることを学びました” と話していました。