DXハイスクールや地域・企業・大学等との連携活動を報告します!

2025/11/11(火)、13(木) ~「パワー半導体について」北海道科学大学 齋藤教授に出前授業を行っていただきました~

機械科3年A組とB組の生徒を対象に、北海道科学大学工学部機械工学科齋藤繁教授に「パワー半導体」について出前授業を行っていただきました。

 

パワー半導体は、電力の効率的な制御・変換を可能にする重要な電子部品であり、自動車や再生可能エネルギー、家電製品、産業機器等、私たちの生活やインフラを支える幅広い分野で活用されています。

 

今回の出前授業では、パワー半導体が果たす役割やその社会的意義について、講義とグループワークを通じて理解を深めました。

グループワークでは、

・「パワー半導体の具体的な用途とその重要性」

・「日本国内の主要な半導体関連メーカーとその技術力」

の2つをテーマに、調べ学習やディスカッションを通じて理解を深めました。

 

参加した生徒からは、「パワー半導体が多くの分野で活用されていることを再認識できた」、「グループワークが楽しく、学びが深まった」といった前向きな意見が多く出ました。

   

  パワー半導体について説明する齋藤繁教授             グループワークの様子①

   

      グループワークの様子②                 グループワークの様子③

2025/11/11(火)~セルフ・ブランディングプログラム 室工大 山中教授より講義をいただきました~

2学年がセルフ・ブランディングプログラム講演会で、室蘭工業大学 教授 山中 真也様より 「 Be ambitious!! 」を演題に御講演いただきました。

 室蘭工業大学の講義・研究内容の紹介や、将来社会で活躍するための心構えについて、クイズや動画を交え、生徒と対話しながら御講演をすすめていただきました。今回は本校がDXハイスクールに取組んでいるので、半導体に関わる内容についても講演をいただきました。

 生徒達は “山中先生のお話がかなり聞きやすく時間の流れがとても早く感じました。聞いていて思ったことは、物事をどの様に考えるかが大切だと思いました。面白いなと思ったのは、タコの画像から何を想像するのかで粉を想像する間の過程の話も興味深かったです。今回の講演会を、これからの学校生活に取り入れて卒業まで過ごしていきます。” ”自分の将来について改めて考える大切さを実感しました。日々の仕事や学業に追われる中で、自分の強みや目標を見失いがちですが、キャリアを自ら設計することで、より主体的に行動できるようになると感じました。自分の価値観や興味を整理することで、将来の方向性が少し明確になり、今何をすべきかが見えてきました。自分を見つめ直し、納得のいくキャリアを築いていきたいです。” ”自分の強みや将来の方向性を客観的に見つめ直すことができた。これまで技術力の向上ばかりに意識が向いていたが、社会で自分の価値をどう伝えるかという視点の重要性に気づいた。自己分析やプレゼン演習を通じて、自分の得意分野を言語化する力が身につき、就職活動や将来のキャリア設計にも役立つと感じた。他の参加者との意見交換を通じて、多様な考え方や目標に触れ、自分の視野を広げる良い機会となった。今後は、この経験を生かして、技術と人間性の両面から信頼されるエンジニアを目指していきたい。” と話していました。

 

  

2025/10/24(金)~「建設DX」BIMとVR学びました~日本工学院北海道専門学校様から講義をいただきました。

建築科2年生が、日本工学院北海道専門学校様の御協力で、BIMとVRについての講義と体験をしました。

BIMとは「Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)」の略です。コンピューター上に建物の3次元デジタルモデルを作成し、設計から施工、維持管理まで一連のプロセスで情報を一元管理する仕組みを勉強しました。VRの体験では日本工学院北海道専門学校の生徒が設計したバーチャルの住宅に入って、高さや広さ、奥行、仕上材料等の住空間を体感することができました。

BIMやVRは、建築業界の課題を解決するために今後さらに重要になると言われています。人手不足や技術継承の困難さがある中、BIMで設計・施工・保守を3Dで統合的に管理し、VRで仮想空間を共有することで、設計の効率化、関係者間の認識のズレ防止、合意形成の迅速化が可能になります。これにより、生産性向上や質の向上、さらには将来のDX推進にもつながると期待されています。

生徒は、”最新の建設DXに触れることができて勉強になった” ”普段の授業ではできないリアルな体験ができてよかった” ”BIMは部屋を置くだけで簡単に3Dの図面にすることができたり、詳細図を描くことができる便利なものだと思った” と話していました。

 

  

2025/10/21(火) セルフ・ブランデ ィングプログラム~エステイビジネスアシスト 木田様より御講演 いただきました~

1学年がセルフ・ブランディングプログラム~変革期の「自動車業界」と「トヨタ」の取組み~をエステイビジネスアシスト 木田様より御講演いただきました。
最先端の自動車関連技術、環境関連技術、SDGsを含めて、100年に一度の変革期の自動車業界について、社会に出てから役立つ、高校時代に身につけておいた方が良い事等について御講演をいただきました。また、本校はDXハイスクールに採択されていることもあり、半導体の種類や用途についても詳しく説明をいただきました。

生徒達は  ”千歳に半導体の工場ができたことにとても興味があったので何を作っているかなど細かいことまで知れてとても良かったです。” ”今回の講話で半導体、DXなど工業系の仕事についての理解が深まりとても勉強になったのでこれからの生活でも活かしていきたいと思いました。社会で活躍するため内容がでとても勉強になり、進路の際に役立てようと思いました。” ”今回の説明を受けて、半導体のことや自動車の歴史、今後の自動車産業がどうなるのか等を教えてもらい、自動車に興味を持ったし、半導体の意味を前まで理解できてなかったのが今回説明してもらったおかげで分かりました。そして、この説明してもらったことを活かして就職活動に活かしていきたいと思っています。” と話していました。

 

2025/10/20(月)~建設DX現場見学会に行ってきました~

1年土木科の生徒が札幌市様、JR北海道様の御協力で建設DX現場見学会に参加しました。

今回の現場は、白川浄水場改修事業(新沈砂池と第4浄水棟の新設工事)、屯田・茨戸通道路新設工事、北海道新幹線整備
事業(第1上降場、桁架設工事)を見学しました。

本校会議室で工事概要説明をいただき、その後見学へ行きました。白川浄水場改修現場では、ライフラインである、上水道の施設の新設工事、屯田・茨戸通道路新設工事現場も生活に直結する道路、札幌駅構内の新幹線整備にかかわる工事では鉄道を見学し、どちらの現場でも、最新技術(AR,、VR、GNSS・3Dレーザースキャナー、ドローン)の見学と体験をすることが出来、建設DXについて理解を深めることが出来ました。

また、本校卒業生から現場の説明はもちろんのこと、意見交換も行いました。意見交換会では、社会人としての働くイメージをつかむことや、建設業界等・企業・各職種への理解を深めることができました。
生徒達は ”先輩から色々と話を聞くことが出来て建設業への理解が深まり、働いてみたいと思いました。”  “今しか見ることの出来ない新幹線工事を見学できて良かったです。早く完成してほしいと思いました。” と話していました。