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2025/10/14(火)~半導体が支える積雪寒冷地における道路維持管理の研究について~を室工大浅田准教授より御講演いただきました。
1年土木科が先端技術講義 「半導体が支える積雪寒冷地における道路維持管理の研究について」を室蘭工業大学 准教授 浅田 拓海様より御講演いただきました。
はじめに、 建築分野における、ICT・AIの進展についてや最先端技術に関する研究紹介をいただき、その後、本校駐車場において、アクションカメラで路上を撮影し、撮影した画像をAI用いて解析を行いました。
最後にまとめと、IoT・ICT 技術により、データを有効活用し、地域・都市の課題解決についての説明や、“土木工学=市民工学であるので、何のために土木の勉強をするのか、働くのかと、生徒達の新しい感性・広い視点・行動力に期待”と土木を学ぶ生徒達を勇気付けるお言葉もいただきました。
生徒達は、”私が今日学んだことは、デジタルツインです。デジタルツインとは、実空間のデータ化のことで、他にも2D計算や3D計算、情報化施工についても学べて、インフラの老朽化の点検・予防についても学べました。今日はありがとうございました。” ”半導体技術が積雪寒冷地の道路維持管理に果たす役割は非常に重要だと感じました。積雪や凍結による事故防止や迅速な除雪作業の効率化に半導体センサーや制御システムが活用されることで、安全性が大幅に向上することが理解できました。さらに、リアルタイムでの道路状況監視や予測が可能となり、限られた資源を効果的に使える点も魅力的です。この研究は、厳しい環境下でも安心して通行できる社会インフラの維持に貢献するとともに、技術革新の実用的な応用例として非常に意義深いと感じました。” ”半導体が自分たちの生活の中でどれだけ役に立っているのかを初めて知りました。将来はこうした技術をもっと知って、自分も誰かの役に立てるような仕事をしたいと思いました。” と話していました。