地域・企業・大学・他校種・各機関等との連携による活動

地域・企業・大学・他校種・各機関等との連携による活動

「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中! 北海道土木・建築未来技術展に出展しました~ 2023/6/14・15

 6月14・15日にアクセスサッポロにて開催された、北海道土木・建築未来技術展
(https://www.caft-exhibition.com/)に「寒地無加温蔬菜栽培プロジェクト」のヒートパイプとスマートビニールハウス(安価な遠隔監視・制御システム)等について、システムモデルの展示とシステムを設置している道内各地(札工ハウス・岩農ハウス・一般農家様等)のハウスの遠隔監視・遠隔制御実演を行いました。

 スマートビニールハウスについては、安価なシステムであり、数年にわたる実証実験をしており、実用化レベルまで達していることについて、評価をいただきました。また、クラウドベースのAI音声認識サービスを活用した音声コントロールについて、“ハウスの温度を聞きながら、他の事ができる。このながら作業なら、安全で実用的だ”と感想をいただきました。

 ヒートパイプについて、“ヒートポンプじゃないの?”というご質問を数多くいただき、技術や仕組みについてあまり一般的でなかったことを知り、今回の展示会によって多くの方々に、研究の成果や、ゼロカーボンに貢献することが出来るヒートパイプの原理等を普及することができました。

  説明役の生徒達は“これほど大きな展示会だと思っていなかった。多くの札工の先輩をはじめとする色々な企業の方々とお会いすることができ、大変勉強になりました” “自分たちの研究がSDGsやゼロカーボン北海道等、世の中で役立ちそうなので、更に研究を進め技術の向上をはかりたい” と話していました。

「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中! ~先端技術講義~ICT建設施工出前授業実施しました~ 2023/5/31

 土木科2年生が、北海道開発局、国土地理院北海道地方測量部、札樽地区測量設計協会、日本建設機械施工協会北海道支部のご協力でICT建設施工出前授業が実施されました。3Dレーザースキャナ、GNSS、トータルステーション、VR、ドローン、ICT建設機械等の最先端の技術について講義と技術指導をいただきました。

 生徒達は、熟練技術者より指導をいただき、測量やICT施工等の専門的な知識を習得し今後の学習意欲の向上と、職業観の育成を図ることができました。  

 また、ハイデックス和島様の熟練技術者(本校卒業生)より、講話もいただき、生徒は“色々なアドバイスをいただき、就職活動への不安が解消した”  “最新の測量器械で学習することが出来た。測量の仕事についても興味を持ちました” “ICT建機を実際に体験することが出来て、大変勉強になった” と話していました。

「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中!~トマトの定植とほうれん草の播種をしました~ 2023/5/18

 ハウスの夏支度をして、富良野緑峰高校のご協力をいただいたトマトの苗を断熱鉢等への定植と、ほうれん草の播種をしました。

 生徒は、“このハウスは簡単に遠隔監視と遠隔制御が出来るので、スマホで作物の栽培を成功させたい。”(冬期より栽培していたミニトマトを試食した生徒は)“あまくておいしい”と話していました。

 

「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中! ~先輩より講話をいただきました~ 2023/5/12

    令和5年度卒業生講話を土木科1年生を対象に、エクシオインフラ(株) 石﨑様(H28卒)、岩倉建設株式会社 本田様(R2卒)、北土建設株式会社 野原様 佐々木様(R2卒)、杉原建設(株) 佐藤様(R2卒)、(株)福田水文センター 中町様(R2卒)、(株)山田組 村田様(R2卒)を講師にお招きして実施しました。

 講師の皆様より、現場の実体験や最新技術など実践的な内容や、高校生活の有意義な過ごし方を含めて講義をいただき、学習意欲の向上はもちろんのこと、地域産業の発展を担う職業人として必要な資質・能力の育成を図ることができました。

 生徒達は “在学中に卒業後に役立つ資格を取得したい。”  “卒業後の目標を定めるための貴重な機会となりました。”  “土日の休みも多くなってきているようで、建設業へのイメージが変わり、就職してみたいと思いました。” と話していました。

「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中! 今年も「もっちー広場活用プロジェクト」始動しました。 2023/5/11

   「もっちー広場活用プロジェクト」が今年度も始動しました。

 3年土木科生徒15名が公益社団法人 日本技術士会北海道本部 社会活動委員会 技術者のミライ研究委員会の4名の技術士の方より、これまでのプロジェクトの流れや、子どもから高齢者まで多世代の人々が集い、楽しみ、愛着がもてる「みんなの広場」作りのため、全体計画及び設計・施工に関わる技術的課題や積算方法についてご指導をいただきました。

 生徒達は “土木科で学んだ技術を地域に役立てたい。” “技術士の方に専門的なお話をいただき、大変勉強になりました。” “地域の課題を解決し、未来へつなげたい。”と話していました。

 今年度も、学校、地域住民、企業等が連携し、生徒たちが主体的に学び、その成果を発信する場を充実させ、地域の課題解決や地域創生の実現に向けた取組をすすめ、地域と歩む持続可能な教育の実現を目指していきたいと思います。