専門高校フューチャープロジェクト 活動記録

専門高校フューチャープロジェクト

2月2日(金)「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中! ~第一種酸素欠乏危険作業に係る特別教育受講しました。~

 土木科1年生が、一般財団法人 北海道建設業協会様のご協力で第一種酸素欠乏危険作業に係る特別教育を受講しました。

 第一種酸素欠乏危険作業に係る特別教育とは、酸素欠乏症の危険がある建設業や製造業などで、安全・衛生的に作業をおこない、事故を予防するための知識を身につけるためで、工事現場等での労働災害を発生させないためにとても大切な講習です。

 生徒達は “酸素欠乏に係わる知識について、理解を深めることが出来た。” “就職後、酸素欠乏するような場所での安全管理方法を身につけることが出来た。”と話していました。

 受講を終了した生徒は、後日修了証が交付される予定です。

  

2月1日(木)「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中! セルフ・ブランディングプログラム~日本航空学園 埜口様よりご講演いただきました~

 2年生が セルフ・ブランディングプログラムで、「空を知る」を演題に学校法人日本航空学園理事長補佐 埜口 裕之様よりご講演いただきました。

 変革期の航空業界の取組について説明をいただき、航空産業を支える幅広い業種や、求められる人材像など、学科の枠にとらわれることなく自己のキャリアアップについて考えを深めることが出来ました。

 生徒達は “航空関係の職業の魅力を知ることができた。今までどのようなものかよくわからなかったが、意外にも身近なものだったので進路の選択肢にも入れてみたい。” “航空のお話を聞かせていただき、今まで知らなかったエンジンの構造や職種の多さなどを知り、自分の進路の道を増やすことができました。今年の7月までには自分のなりたいものを決め、将来、後悔ができるだけないように考えていきます。” “普段は絶対知ることが出来ないような話や実験などあり、とても貴重な時間を過ごすことができました。自分には関係のない世界かと思っていましたが、とても興味を持つことができました。” “今回の講話は飛行機についての話でしたが、知らないことを色々と知ることができたのでとても良い経験になりました。今後の就職についての考えが広がり就職の幅が広がりました。” と話していました。

  

12月26日(土)土木研究同好会がコンクリート甲子園にて全国総合2位、強度部門1位・デザイン部門1位に

 9月に全国32校が参加し予選が開催され、上位10校が本戦出場となり、12月9日に香川県高松市で開催された、第16回コンクリート甲子園全国大会に土木研究同好会の3年3名、2年2名が参加しました。

 コンクリート甲子園とは、身近な建設材料であるコンクリートを知ってもらうことを目的に、実際のコンクリートに触れ、自ら作業を行うことで基礎知識を身に付け、本大会に参加することにより、参加生徒相互の交流を深めるとともに他校の工夫や発表等を聴き、幅広い考え方を身に付ける大会です。実際の競技内容は、強度部門、デザイン部門、プレゼンテーション部門の3部門で競います。

 強度部門は軽量かつ目標強度30 N/mm2以上で最も近い値が上位となる。デザイン部門はテーマ「次世代に残していきたい構造物で供試体のデザインの塗装およびコンセプトを審査。プレゼンテーション部門は、工夫や作製の過程等を、審査委員に対して5分以内でプレゼンテーションを行い、3部門の総合得点を争います。

 大会結果は、強度部門は北海道太平洋生コン札幌工場様よりご指導をいただき、混和材に軽量骨材やフライアッシュを用いてコンクリート供試体を作製し、部門1位となった。

 デザイン部門では、供試体に赤れんが庁舎やテレビ塔を塗装し、デザイン部門も1位となった。部門別2冠となり、総合2位という記録を達成しました。

 生徒達は“日頃の成果を発揮することが出来て良かった。来年こそは総合優勝を目指したい。”と話していた。

 また、技術指導や大会出場に際して、北海道生コンクリート工業組合様に多大なるお力添えを賜りましたこと、感謝申し上げます。

  

12月18日(月)「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中!~先端技術講義 室工大 准教授 山田 深様よりご講演いただきました~

 1年建築科が先端技術講義 演題 「建築をデザインする」 を室蘭工業大学 准教授 山田 深 様よりご講演いただきました。

 「建築をデザインする」こととは、実に広くて深く、そして楽しいものです。講義では、建築家がどのようなことを考え、実際に設計・デザインを行っているのかを、現代の建築作品の実例を示しながら紹介いただき、「建築をデザインする」こととはどういうことなのかを深く理解することができました。

 生徒達は “わかりやすい身近な例などで表現してくれて理解しやすくて良かったです。私がもともと興味があった話だったので楽しかったです。” “多くのことを沢山学ぶ大切さがわかった気がしました。今後はこれを機により多くのことを学び考え、将来自立する時に必要な技術を限界まで磨けるようにしたいと思いました。”  “一般的な快適や、美しさなどを学ぶことも大切だが、その人にとって何が重要で何を中心にして計画していくのかを考えることも大切だと気づきました。ひとつの概念にとらわれずに、柔軟に考えられるようになりたいと思いました。” と話していました。

  

12月14日(木)「専門高校フューチャープロジェクト」まだまだ活動中!~先端技術講義 室工大 教授 風間 俊治様よりご講演いただきました~

 2年機械科が先端技術講義 演題 「ものをつくる」とは? を室蘭工業大学 教授 風間 俊治 様よりご講演いただきました。

 私たちの身のまわりには多くの機械が動いています。これらを作るために必要な設計の技術や部品の知識や、その導入部や基礎的な内容の理解を深めることが出来ました。

 生徒達は“ものをつくるとは、どのような意味なのかということについて、考えを深めることができたので良かったと思います。”  “今まで「ものをつくる」ことに対してあまり深掘りしたり、詳しく考えたりなどしてきませんでしたが、今回の講習でただ何かを作るというのではなく、その作るものの意図やなぜ作るのか、なぜこのような形をしているのかと、作るという行為だけを捉えるのではなく、理由や作ることの意味などをこれからは考えていきたいと感じました。ユニバーサルデザイン、バリヤフリー、キッズデザインなど人が暮らしやすいようなデザイン、生活の役に立つデザインの詳細やどのようなものがあるかなどを教えてもらったことで、想像やデザインの意図などを少しでも考えられる力が付きました。” “ものを作るときの発想や、設計をする際にどういった部分を気にかけなければいけないのかなど、自分たちの基礎にもなるような部分を学べたので、よい機会となりました。” と話していました。